LOOP

あ、間違えた

咄嗟に取り繕ってしまった

特に重大な

結果になりそうにない事

すぐに正直に言えば

謝って済む話だったのに

隠してしまった

自分の行為に腹が立って

恥ずかしくて

魂の旅を

諦めてしまいそうになる

正しくありたいと

正直でありたいと

日頃から心がけ

ズルい人を見ると

嫌な気持ちになっていた

そのズルい人は

自分だったと言う衝撃で

自己肯定感が

地に落ちていく

宇宙の友達の

落胆する顔が脳裏に浮かんだ

 


失敗や間違いは

謙虚になる為の楔となって

心を強くする力を持っている

失敗する度に

二度と起こさない様にと

誓うけど

失敗は繰り返され

自尊心が失われそうになる

火が消えそうになる

 


自分を許して

自分を愛して

そんな言葉を貰っても

晴れない闇を抱えて

生きている

ただ

生かされているという事は

この世界を少しでも

良くしていける力が

残っているという事かもしれない

 

 

わたし達は

これから多くの真実を知り

受け入れ許していかなくては

ならないだろう

 


事の大小はあれど

葛藤はあれど

感情は荒れど

 


楽しい未来を創造していく

それが誓い

魂のかけら達へ

時間がないと知っているのに

先延ばしにしているのは

なぜなのだろう

エンジンがかからない車の様に

もがいている

 


自分にできる事を探して

生きる意味や実感を探して

彷徨っている

 


行くべき場所が

ある様な気がして

いつも焦っている

 


その場所に行ける事は

わかっているのに

チャンスを与えられている事も

わかっているのに

動けずに

いつも

空を見上げて

風に吹かれている

 


今日も虚しく1日を終える

朝が来ると

眩しい光に希望を抱く

そしてまた

夜の闇に心を凍らせる

 


自分が知っている

感じているものは何だろう

 


海を飛び越えて

人生の意味を教えてくれる

あなたを探したい

 


自分の中に

あると信じている神聖さ

心に宿っている小さな炎

 


全てあなたに捧げるから

どうか助けて

わたしをみつけて

 


みえない存在に守られて

生かされている事は

わかっている

 


でもこの世界に

実際に存在している

あなたを求めている

 

実際に触れる事が出来る

その手を求めている

 

この瞳に映る事が出来る

あなたを求めている

 

再び一つに戻ることを

祈っている

自分の中心を燃やせ

周りの者と共に

嵐を起こす

解放のための嵐

危険で美しい革命

要らないものを洗い流す

 


雨はアスファルトを叩き

雹は大地を打ち鳴らし

風は全てをなぎ倒す

 


全てのものは

つながりあい

嵐を起こせば共振する

細胞を振動させよ

大きな力を蓄えながら

 


変化する事は自然なこと

嵐のあとは心地よい風が吹き

小さな種が芽を出して

大きなものが生まれる

光の力を蓄え

根を下ろして

小さきものと助け合って生きる

それが全てを創り出す

美しいものを創造せよ

それが成長し花開くまで

目覚めた者よ

儚い人よ

憂えないで

 


優しい人よ

迷わないで

 


危うい人よ

挫けないで

 


真っ直ぐな人よ

闘わないで

 


昨日の憂いは海へ行く

 


今日の迷いは森へ行く

 


明日の不安は空へ飛ぶ

 


遠くの危惧は風に舞う

 


人の課題を請け負うな

 


美しい瞳の者よ

ただその目に映る

ありのままを見よ

gift

まだわたしの中にあった

いわれのない気持ち

 


ざわざわザワザワ

心が騒ぐ

 


なぜこんな風に

思うのだろうか

 


愛が負けると

暗闇がやってくる

 


どんどん無口になって

心はどんどん騒ぎ出す

 


認められたい

特別でありたいと

 


願う気持ちが

心に渦を巻いている

 


光が弱まっていく

 


あなたの様になりたいと

願うけど

 


わたしにないものは

わたしに必要ないもの

 


いつか思い出せるのか

この星にくる前のことを

 


この星を見下ろして

輝く魂に心躍らせたこと

 


美しいあの星に

行くと誓ったこと

 


それぞれに

ギフトを与えられたことを

 


あなたにあるものが

わたしにないと感じるなら

 


わたしにあるもので

同じ道に進んでいける

 


行き先はきっと

同じ場所

 


懐かしい

あたたかな

大いなる場所

 


今日も空を見上げる

帰りたいと

 


輝く星を

眺めながら

ライアーミルフィーユ

小さな嘘

つい

何気なく

悪意もない

最初は

そんな感じだった

 

小さな嘘が

重なって

重なって

ミルフィーユみたい

 

どんどん積み上がっていく

ミルフィー

 

一口食べると

喉が詰まって

胃が重くなって

お腹が痛くなった

 

どんどんどんどん

体が重くなる

 

真実って何だっけ?

何でこんな事に?

思い出せない...

 

ある太陽の眩しい朝

からだのなかに溜まっていた

ミルフィーユを

全て吐き出した

 

なんと清々しい朝!

 

ミルフィーユが

1枚1枚

剥がれていく

 

心が

体が

軽くなって

空だって飛べそう!

 


解放されていく

 


わたしは正直に生きる事にした

自分を強く見せる事をやめた

事実をありのままに話した

愛ある言葉を選んで話した

 

心が開放されていった

今わたしも世界も輝いている

さよならベイル

どこにいても

どこに行っても

馴染めない

わたしは誰?

 

何を見ても

何をやっても

実感がない

透明人間

 

なんにも見つからないまま

ただ時間が過ぎていく

 

探してるものはきっと

簡単で

あっけなくて

とても自然なこと

 

戦った日々も

退屈な日々も

後悔の日々も

 

すべてが必要で

すべては光

 

言えなかった言葉を

行けなかったあの場所へ

出来なかったあの事を

 

心で感じて

自分を信じて

動き出すのは今

 

ひとりのようで

ひとりじゃなかった

誰もが

愛され守られている

 

たくさん着込んでた

ベイルを脱いでいく

どんどん自由になっていく

自分に戻っていく

 

今ここに

新しい始まりが

用意されている

 

さよならベイル

今までありがとう

もう大丈夫!