魂のかけら達へ

時間がないと知っているのに

先延ばしにしているのは

なぜなのだろう

エンジンがかからない車の様に

もがいている

 


自分にできる事を探して

生きる意味や実感を探して

彷徨っている

 


行くべき場所が

ある様な気がして

いつも焦っている

 


その場所に行ける事は

わかっているのに

チャンスを与えられている事も

わかっているのに

動けずに

いつも

空を見上げて

風に吹かれている

 


今日も虚しく1日を終える

朝が来ると

眩しい光に希望を抱く

そしてまた

夜の闇に心を凍らせる

 


自分が知っている

感じているものは何だろう

 


海を飛び越えて

人生の意味を教えてくれる

あなたを探したい

 


自分の中に

あると信じている神聖さ

心に宿っている小さな炎

 


全てあなたに捧げるから

どうか助けて

わたしをみつけて

 


みえない存在に守られて

生かされている事は

わかっている

 


でもこの世界に

実際に存在している

あなたを求めている

 

実際に触れる事が出来る

その手を求めている

 

この瞳に映る事が出来る

あなたを求めている

 

再び一つに戻ることを

祈っている